1. 尺度の概要
本診断は Maslach Burnout Inventory(MBI) を参考に作成した22問のバーンアウト尺度です。バーンアウト(燃え尽き症候群)を3つの次元で測定します。
EE / 9問
情緒的疲弊
仕事による精神的・感情的な消耗度。スコアが高いほど疲弊している状態を示します。
DP / 5問
脱人格化
同僚・顧客に対する冷淡・非人間的な態度の程度。スコアが高いほど問題を示します。
PA / 8問
個人的達成感
仕事での成功感・効力感。スコアが低いほど問題を示します(他の次元と逆)。
2. 回答スケール
各質問に対して、以下の6段階で回答します。
| 選択肢 | 点数 |
|---|---|
| 0:まったくない | 0点 |
| 1:たまにある | 1点 |
| 2:ときどきある | 2点 |
| 3:よくある | 3点 |
| 4:いつもある | 4点 |
| 5:つねにある(毎日) | 5点 |
3. スコア計算
各次元のスコアは、該当する質問の回答点数を平均して算出します。一部の質問は逆転項目(回答を反転して加算)です。
通常項目: そのままの点数(0〜5)を使用
逆転項目: 6 − 回答点数 を使用
各次元スコア=(各項目の点数の合計)÷(項目数)
※ 小数第1位で四捨五入
逆転項目: 6 − 回答点数 を使用
各次元スコア=(各項目の点数の合計)÷(項目数)
※ 小数第1位で四捨五入
逆転項目はDP次元のQ12(一部の顧客が自分の問題の原因だとは思わない)のみです。
4. 判定基準
算出されたスコアを次元ごとに以下の基準で判定します。
| 次元 | 低リスク | 中リスク | 高リスク |
|---|---|---|---|
| 情緒的疲弊(EE) | 2.4未満 | 2.4〜3.2未満 | 3.2以上 |
| 脱人格化(DP) | 1.0未満 | 1.0〜2.0未満 | 2.0以上 |
| 個人的達成感(PA) ※低いほど問題 |
4.5以上 | 3.8〜4.5未満 | 3.8未満 |
5. 総合判定
3次元の判定結果を組み合わせて、以下のルールで総合判定を決定します。
- 高リスクEE・DP・PAのうち2つ以上が「高リスク」の場合
- 高リスクEE が高リスク、かつ PA が高リスクの場合
- 中リスクEE・DP・PAのいずれか1つが「高リスク」の場合
- 中リスクEE と DP がともに「中リスク」の場合
- 低リスク上記いずれにも該当しない場合
6. 注意事項
本診断はセルフチェックを目的としたものであり、医学的な診断を行うものではありません。
継続的なバーンアウト症状が見られる場合は、産業医・心療内科・カウンセラーへの相談をお勧めします。
本診断の結果は参考情報としてご活用ください。