高度な心理療法・心理アセスメントの専門家。公認心理師と並ぶ主要な心理職資格として、幅広い領域で活躍します。
臨床心理士は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定する民間資格です。取得には指定大学院(1種または2種)の修了が条件となっており、心理学の高度な専門的知識と技術を持つことが認められます。
その職域は心理療法・カウンセリングから心理アセスメント、コンサルテーションまで多岐にわたり、医療・教育・福祉・産業など社会のあらゆる場面で人々の心の健康を支える重要な役割を担います。
2017年に国家資格「公認心理師」が誕生してからも、臨床心理士は公認心理師と並ぶ主要な心理職資格として広く認知されており、多くの職場で両資格の取得が推奨または要件とされています。
指定大学院(1種・2種)の修了が原則。1種修了者はそのまま受験可、2種修了者は修了後2年以上の実務経験が必要。医師免許取得後2年以上の経験者も受験資格あり。
筆記試験(択一式・記述式)と口述試験(口頭試問)の2段階審査。合格率はおよそ55〜65%。難易度は高めで、基礎心理学から臨床技術まで広範な知識が問われます。
5年ごとの更新制度があり、指定の研修・事例検討会への参加や研究活動の実績が更新要件となります。継続的な自己研鑽が求められる資格です。
非常勤職が多く、複数の職場を掛け持ちするケースが一般的です。経験を積むことでスーパーバイザーや管理職、私設相談室の開業といったキャリアアップが可能です。公認心理師との併有で採用の幅が広がります。