1. 尺度の概要

本診断は ITSS(IT Engineer Stress Schema Scale) をベースにした20問の尺度です。SE(システムエンジニア)の職業性ストレスに関連する信念・思い込みを4つの次元で評価します。CBT(認知行動療法)の「スキーマ」理論に基づき、仕事上のストレスの根底にある認知パターンを分析します。

完璧主義 / 5問

完璧主義

業務の完璧さを求めたり、失敗を極端に恐れる信念。

技術追随 / 5問

技術追随

技術・知識の習得に関する強迫的な信念。常に最新技術を習得しなければという思い込み。

能力要求 / 5問

能力要求

自分の能力・スキルに課す高い要求。「できて当然」という信念。

自己犠牲 / 5問

自己犠牲

一人で抱え込み我慢することを当然とする信念。

2. 回答スケール

各質問に対して、以下の4段階で回答します。

選択肢点数
0:全くあてはまらない0点
1:少しあてはまる1点
2:まあまああてはまる2点
3:よくあてはまる3点

3. スコア計算

各次元のスコアは、該当する5問の回答点数を平均して算出します。逆転項目はありません。

各次元スコア=(各項目の点数の合計)÷(回答済み項目数)
※ スコア範囲:0.0〜3.0(小数第1位を表示)

問題割り当て:
 完璧主義 Q1〜Q5(5問)
 技術追随 Q6〜Q10(5問)
 能力要求 Q11〜Q15(5問)
 自己犠牲 Q16〜Q20(5問)

4. 判定基準

算出されたスコアを次元ごとに以下の基準で判定します。スコアが高いほど、その信念が強く職業性ストレスに影響していることを示します。

スコア範囲判定
1.0 未満低(その信念は弱い)
1.0 〜 2.0 未満中(その信念がやや見られる)
2.0 以上高(その信念が強く、ストレス源になりやすい)

5. CBTフィードバック

スコアが2点以上(「まあまああてはまる」「よくあてはまる」)だった質問については、CBT(認知行動療法)の観点から以下の内容を表示します:

  • 得すること(Pros):その信念を持つことのメリット・働く理由
  • 損すること(Cons):その信念がもたらすデメリット・コスト
  • バランスの取れた考え方:より柔軟な視点からの代替思考

6. 注意事項

本診断はセルフチェックを目的としたものであり、医学的な診断を行うものではありません。

継続的な職業性ストレスが見られる場合は、産業医・心療内科・カウンセラーへの相談をお勧めします。 本診断の結果は参考情報としてご活用ください。